2017年2月12日

ピアノ購入 いいのがありました。YAMAHA CP-70B

写真はイメージ
楽器ができるようになるには、家で練習できる環境が必要です。
気が向いたとき構えることなく気軽に練習できるのが大事。
いつも楽器と触れ合うことにより弾き手と楽器が一体となり、いつしか自然に演奏ができるようになるという面があります。

次に重要なのが弾き手が一番気に入った楽器を用意することです。
なんかねーこの楽器ここが気に入らんのんよね、と言う気持ちが心の片隅に少しでもありますと、
演奏に没頭できなくなり、
練習効果も下がりがちです。

あと、楽器ってやっぱり人前で演奏するものですよねー。
家でいくらカッコイイイ演奏をしても、アレですので、(下品なアレ)

ステージで演奏し、お客様に喜んで頂いてこそ音楽です。
それには必ずカッコイイ楽器が必要になってしまいます。

結論:ワタクシなりの楽器選択条件はまず自分のウデは横において、イイものを手に入れること。

私は大体のことはカタチから入るのはキライなのですが、
これだけはなぜかカタチ重視になってしまいますねー・・・
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さて、私が子供だった昭和40~50年代は、家にピアノがあるイコール金持ちのお嬢さん だったので、

ウチにはピアノなどありえない状態でした。
ピアノを習わせてくれとか口が裂けても言い出せるような環境ではなく、
音楽少年だった私は、
やりきれない少年時代を過ごしました。

原因はそればっかりじゃないですが、やがて屈折した性格の青年になって、
ギターとか弾いたりして屈折した青春時代を過ごし、
そのあとなんだかんだありましたが、
 
50才になって、人生の残りが少なくなったことを自覚してから
やりたいことをやるべきだ、と原点に返り、
ピアノをはじめました。

そうなると、家にピアノが必要になってくるわけで。

今ならピアノくらい、(他のことを我慢すれば)入手可能な経済力を持っていますが、
カネさえ払えば入手できるとかそんなに簡単な問題ではなく、
21世紀になっていろいろなことが進歩し、
たくさんの選択肢があるので、その選択にはすこし悩みました。

その経過を記録します。

まず、楽器店では電子ピアノを勧められます。
お手軽、調律不要、夜間の練習も気兼ねなくできるし、最近の機種は改良が進んでいてキータッチが自然な感じになっているとか。
・・でも「代用品感」が強くて、あまり欲しくないです。
超気軽な練習専用で居間に置くのはいいかもですが・・・

やっぱり、楽器はカネや太鼓・弦の張ってあるのを
アナログ的に自分の指や体を使って叩く・弾く等して鳴らすのが面白いわけで、
どれだけハイテクを駆使して近いものをこしらえても、絶対それにはなりません。



それで、選択肢は「弦」のはってあるピアノ、ということになりました。

最上なのは、やっぱりグランドピアノを置くことですよねー
弾き手の意思を余すことなく表現できるのは、グランドピアノ以外ありえません。
しかし、コレは図体がでかくてとても重く、もともと生音でのコンサート用なので音もでかい。
床の補強、防音室から始まって 自宅の進入路がせまいとか、入れるのに窓が小さいとか、部屋がせまいとか
楽器の値段が高いだけじゃなく、
それ以前の準備になかなかいろいろと解決しなければならない問題が多いため、初心者は2の足を踏みます。

次善の策として、アップライト型ピアノを購入するのもありです。
コレならかなり現実的になってきますが、
ワタクシ的にはあくまで代用品で、本物ではない。
コレをステージにあげてコンサートやってる音楽家って、
いるかもしれませんが、どうなんでしょうか。
従いましてこれはあくまでも家での練習用楽器であり、あまり欲しくないです。
その上コレを一旦家に入れてしまうと、おそらく一生持ち出すことはないと思われます。
そのデカさ・重さ及び黒さは、もしピアノを触らない日が来たら家の中心の一等地に鎮座し、邪魔以外の何物でもなく、いらないから外に置くわけにもいかず、見るたびにタメ息がでるに違いない。

そんな家庭を何軒か知っていますが、
その点についてはけして触れてはならない・・・・。
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エー、30年ほど昔、ワタクシが曲がりなりにもバンド活動をしていた頃に
ステージ用のピアノと言えばコレでした。

YAMAHA CP-70系

これならバリバリ
鍵盤数が少し足りないのと共鳴箱がついていないだけで構造はグランドピアノそのもの、
その音色も唯一独特なもので、幾多の国際的ミュージシャンがビッグステージで使っていた本物です。
軽くて(109kg)分解・持ち運び可能、
邪魔なら(私のギター達のように)片付けてしまえます。

当時70万円位しました。
もう、メーカーからの供給はされていません。
その上、国内の流通量は約3000台と、たいへん希少です・・。

というわけで、とりあえずヤフオクをチェックすると・・・ たまに流通しているようです。
1年間に2~3回ぐらい・・・







お値段も当時の感覚からしたら、

とても安く感じられる。・・・・・・・・我慢できない汁
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                      ・・・・・・・ ポチ


続く。


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