2017年3月26日

B3Σの特性

ヤンマーバックホーB3Σですが、

 バックホー=さかさくわ
の言葉通り、引っ張るのが専門の機械です。





コレで刈り倒した草を集めるのですが、

構造上、集める前の草をクローラーが踏んでしまうので
草が土に踏み込まれて、非常に調子が悪いです。






写真で見ると
多少ねじれてるのがわかりますねー
体感ではわかりませんが。
そこで、バケットの横を使って、旋回しながらホウキ掃きで集めます。

車両系建設機械の免許講習のときに
やってはいけない作業方法の中にありました
ホウキ掃きが。

腕の関節に、
設計では想定していない横曲げのチカラが発生するからだ、と理解していますが、

常用していると、たしかにガタが生じやすくなると思います。

バックホーの腕にガタが発生すると、
バケットを狙った位置に下ろすのが難しくなり、

土を削る際、硬い層が出たとき、
バケットが勝手にそれをよけて反対側に移動したりします。

結果、精度の良い掘削ができなくなったり、
作業時間が余計にかかり、運転手の疲労にもつながります。

このヤンマーB3Σは、
運転時間が4000Hrを超えていますが、そのようなガタはみられません。

ブームを左右にスイングする機能が付いていますので
おそらく通常のバックホーよりも
横曲げに対して丈夫な設計になってるからだと思います。

通常の引っ張る作業時には
腕の重量が大きいので
通常の機械よりゆっくりした動きしかできませんが、

ホウキ掃きのときには、多少安心して作業できるようです。



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