2017年5月14日

トップカー発見、修理にかかる。

古民家の納屋の奥のいろいろな道具の下に、

通称トップカーが埋まっていました。

もちろんエンジンは掛かりませんので、
妻の車で牽引して
家に持って帰りました。

コレを修理してみます。


正式名称は不正地運搬車といいますが、

コイツはほんとうのトップカーのようです。

車体にそう書いてある。







まず、車体がとてもきちゃないので、
高圧洗浄機で洗いました。

さっぱりキレイになりました。






次に、リコイルを引いて
エンジンの圧縮を確認。

エンジンは大丈夫のようですが、

紐が出たまま、戻りませんので、
リコイル部分を分解して復旧しました。



エンジンオイルは

何10年前のかわかりませんが
量、色、粘度どれもOK。







燃料タンクをざっと清掃して、

刈払い機用の混合ガソリンを1リットル
入れました。

うちではハイオクを使用しています。
(腐りにくいので)



ところが、コックを開けても燃料が来ません。

・・・・これは想定内でした。






その詰まりをとるために
コック部を取り外してみたら、

燃料パイプが破れました。

コレは想定外でした。



燃料が入ってくる穴が完全に詰まっていました。

燃料コックの位置が、
燃料タンクよりずいぶん下流側に設置されてますので、

保管時にコックを締めておいても
ガソリンがコックまでは流れてきます。

揮発成分は蒸発して、添加剤等が沈着し、ここが詰まります。


ガム状物質が沈着していました。

ドリルでほじって貫通させます。








ガソリンに漬け込んで洗浄。








新しい燃料ホースを
用意して組み付け。

昔、バイク修理用に自分で買って
置いてあったのを
再発見しました。


オリジナルのエアクリーナーエレメントは、粉になっていましたので、

倉庫にあった不織布を
半分に裂いて

切り取ってエレメントを作りました。


コレだけでエンジンはあっさり始動しました。

とてもラッキーです。
お金はガソリン代しか使っていません。


でも、まだ、タイヤが・・・

パンクしたままです。

というか、終わってる感が。

続く



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