2017年10月15日

BIG-Mの耐久性?使い捨てになるのはなぜか。ネットで評判が悪いので超弁護します。

ウチにはBIGMの草刈り機が2台あります。・・ま、その他のが5台ありますが、

一台目は平成17年に買いました。
現在も使われている草刈1号20ccです。コメリで\13,800-でした。

2台目は、今年購入した、草刈4号23ccです。コメリで\15,800-でした。

NET情報では、この、はっきり言って安モンの草刈機をメタメタに言ってますが、
私はそうじゃないと言いたい。


4号はまだ買ったばかりなのでわかりませんが、

1号は、毎年毎年たった1台で12年間も草刈作業のパートナーとして働いてくれました。
その間、故障と言えば、キャブの下についてる乳首ポンプが漏れたので交換したのと、エアクリーナーの蓋を紛失したのだけ。プラグも交換していません。

今日も、一発始動で、とても調子よく作業に従事しました。
笹刈刃を使うときはパワーや回転数は不要なので、超軽量な1号機が一番よくマッチします。

使用頻度は、去年、山地農地を購入してから激増しましたが、それまでは、1~2時間程度の作業を毎年5回くらいと、終日作業が2回くらい・・・トータルで200時間は超えていますが、いまだにノートラブルで働いてくれています。この機械のどこに問題があるのかわかりません。・・・

ここからは私の私の意見です。

草刈り機のトラブルが発生した時に、機械のせいにするタイプの人がいますよね、
日本人の90%以上の人はそんな感じだと思いますが、
そういう人はBIGMに限らず、エンジン付きの刈払い機は買わないでください。

私、いろいろ使ってみてわかったのですが、
ロビンだろうがゼノアだろうが、カーツだろうがキョウリツだろうが、ニッカリだろうがマキタだろうが、
故障するときは故障しますし、
故障を回避できる使い方をしていればほとんどしません。
一流品といわれる機械は、3倍も4倍も値段がしますけど、それほどの価値はないと思います。

つまり、何が言いたいかと言いますと、
いくら安ものでも、正しい使い方をしていればそんなに故障は発生しませんし、たとえ故障しても、直すときにかかる部品代と手間はいっしょです。

高い機械のほうが長持ちするのは、故障したとき、最初の値段が高いからもったいなくて使い捨てできないから修理してるだけの話で、
安い機械でも、故障頻度と修理費用はほとんど一緒です。
元の値段が安いので、修理費用と比較した割合が大きくなるので買い換えたい雰囲気になりがちです。それでBIGMの機械は使い捨てにされる確率が高くなってるということ。

決してBIGMの草刈機の品質が不良なわけではありませんので、これから草刈り機を購入される方はお間違えないようにお願いします。

だいたい、草刈り機の故障は、ほとんどの場合、燃料を入れっぱなしにして放置していたか、燃料が不良だったか、グリスアップしてなかったとか、切れない刃で叩き切りしたりとか、ナイロンコードを長く出しすぎたとかで、いずれにしても使う人に原因があります。

よく切れる金属刃を使用してれば、全負荷でエンジン全開!
なんてことにはなりません。部分負荷で使用していれば、たとえ硬いものにぶつかっても、設計荷重以上のチカラがかかることはありません。

ナイロンのときは長ささえ適正ならば、クラッチに負担がかかることはありませんし、全開作業時に、衝撃が発生することはまずありませんので、設計荷重以上のチカラが加わることはないといえます。

つまり、機械的な消耗とか、機械側の原因で故障することは
ちょっと考えられません。

草刈機はとてもシンプルな機械なので、そもそも、故障する箇所がありません・・

国道沿いによくある大陸の出身者が経営しているクズ鉄屋に行ってみたら、そういった使う人が原因で動かなくなった草刈り機がいっぱい集められていますが、
機械がとてもかわいそうにおもいます。

要約しますと、エンジン式の草刈り機は正しく使わないと故障しますが、正しく使えばいつまでも使えます。これに機械が高い安いは関係ありません。

故障したときご自分で修理できない方は、いまは電池式のがありますのでそちらをお選びください。安くても高くてもエンジン機はそれなりにメンテナンスが必要なのでわからない人は買わないで。

と、言いたいところですが、本音は、どんどん御買換えになっていただき、せめてその農協の口座の一生かかっても使いきれない残高を、少しでも市場に還流していただきたい。

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22 件のコメント:

  1. やっと同じ思いの人に巡りあった感じです。コメリで買った10年物のBIG-Mを使ってますが、なんら問題がありません。
    使い方も結構あらいのですが、マジかるスタートのおかげで5回いないには必ずかかります。(かからないのは事前手順の忘れが多い)
    メンテナンスもまめにやっていないのにです。
    先週、久しぶりに念入りにメンテしていたら、なぜかエアフィルターのスポンジがありませんでした。(笑)
    すかさずヤフオクでゲットし、ついでにプラグもカインズで買って帰りま。

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    1. 5 babyさま。同意いただいてうれしいです。ありがとうございます。
      私のBIGMの草刈り機、先端のギアケースから異音が発生し、1800円の中華品に交換してますます好調です。
      取外したギアケースの修理にもチャレンジしています。そのうち日記にしてレポートします。よろしくお願いします!!

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    2. そんなに安く売ってるんですね

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    3. 安いっちゃ安いですけど、
      何しろ中国製ですから、適合性、品質及び耐久性については自己責任ということで、興味ある方はお試し下さい。
      不具合があっても当方は関知せず、ですが、
      オススメはできません。

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  2. ギアケースも交換できるんですか!!気にしたことがありませんでした。レポート楽しみにしてます。

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  3. まだ手を付けてないのですが、そのうち必ずやります。
    このブログの右側のラベルのところか、一番上のタイトルの下の「草刈機1号」のところで、このBIGM草刈機についての日記をまとめてますのでそちらからお願いします。
    よろしくお願いします。

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  4. 餅は餅屋と言う言葉があります
    本来、私たちは専門的な事は理解しょうとしないのでプロに任せるのが普通です。
    メーカーもパーツリストはユーザーに見せないのが当たり前なのですが…
    機械が壊れてくれないとホームセンターもメーカーも儲かりませんので
    買い替えをおススメするのです

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    1. 全く同意見です。
      本来なら機械の調子など関係なく、草が刈れればそれでいいのですが、
      メーカーや販売店の言いなりになって、
      ただお金を支払ってやってもらうのもいいんてすが、草刈りからは一円だって儲かりませんし、そんな事にお金を使うのならもっと他にやりたい事が一杯あるし、だから、自分で出来そうなことは自分でした方がいいんじゃないかと思うので、
      イラン事だと知りながらついついやってしまうのですよ。

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  5. プロ用ではないからね、その機械は。
    俺の仕事は一ヶ月で刈払機を稼働160時間越えるもんね。最低でも年間250時間はいくよ。値段は高いけど、4年故障してないよ。
    DIYとの差なんだろうね。

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    1. 月に160時間って、リアルプロでらっしゃるのですね。
      ワタクシも本業は月に180~250時間くらいやりますが、¥13,800-の道具を使おうという気は全く起きませんので、おっしゃる通りプロユースには耐えられないと思います。
      そんなワタクシも、一昨年に山林農地を引き継いでからは、一円にもなりませんが草刈り作業が、年間100時間程度に激増し、草刈機は7台を用途によって使い分けるようになりました。
      で、このBIGM機はチップソーで自治会の草刈と、家のウラをそっと笹刈刃で刈るのと、足元がとても危ない急傾斜地を刈る用途に限定されましたので、
      まあ、一生使えるんじゃないかと思います。

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  6. BIGMは現在3台使っています。
    20.23.26㏄です。
    中古での購入ですので、年代はわかりません。
    使った感じではほかのメーカーとさほど変わりないような。
    知人が共立の26㏄を使っていますが、しょっちゅう農協に入院しています。
    修理代が新品を買えるほどかかったとか…
    確かにベアリングなど、吟味しているように感じますが、ある程度メンテをしなければいずれトラブルは避けられないと思われます。
    きちんとメンテをしていればホムセンの機械でも長持ちするようです。

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    1. ありがとうございます。
      全く同意です。安物の代表BigMですが、長持ちするかしないかは使う人次第です。

      それと思うのですが、いろいろな排気量の草刈機を持ってるのがいいと思います。
      それぞれに合った現場があるので、一台だけだとどうしても無理な刈り方をするようになってしまうので。
      20ccには20ccの、26ccには26ccに合った植生があり、それなりに使えば機械に余計な負担が掛かる事がなく故障しにくいですね。
      もうひとつ、刃をキンキンに研磨しておけば機械に必要以上の負荷が掛かる事がないので、長く使えると感じています。

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  7. はじめまして。
    私は農家ですがBIG-Mの26ccを一台持っております。おっしゃる通りどこも壊れませんし、性能面でも不満はありません。
    他にはカーツの35ccとイセキ(ゼノア)の23ccを使用しますが、BIG-Mの音が一番低いので使用頻度も一番高いですね。

    BIG-Mが壊れるとか言うような人は、大抵トラクターもコンバインも壊していますね。要は機械を"使って"いないのです。ただ操作しているだけ。
    そしてメンテナンスもしない。刈払機の調子が80%で刈刃の状態が50%なのに100%以上の仕事をさせるから、あっという間に壊すのだと思います。壊れるのではなく壊す。そして本人は壊したとは思っておらず壊れたと言うんですね。

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    1. 全く同じ意見です。
      農機はとてもシンプルなので使う人の資質が問われる事が多いですねー。
      まあお陰様でとても程度のいいジャンク品がいっぱいあるので、有難い事でございます(笑)

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  8. 初めまして、立ち寄らせて貰らいました。仕事で毎日刈払い機機を使用してます、家は少しばかりの水田がありますが酷い傾斜と作付けより傾斜草地の方が多く四苦八苦してますが他人に迷惑が掛かるので仕方なくやっております。余談になりました、んな訳で刈払い機は20~29ccまで5台所有してますBIGMは所有してませんが基本的に全部同じですね、勿論キャブ部品等共通ですね。職場でBIGMの26ccを使用している人がいるので借りて使ってみましたが低音でなかなか快調でした。

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  9. ありがとうございます。
    ワタシも傾斜地の草刈りは嫌いですが、なんとか楽しくできるようにいろいろ工夫しています。
    法面も1mくらいならいいのですけどね。現実そういうわけにはいかないので(笑)

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  10. 先日「キャブはフロート式が好き」でコメントした者です。他の記事をと思いながら読んでいたら、この記事を読んで、小生もその通り、と思い書かせていただきます。

    最近、ジャンク(とされている)刈払機の復活に嵌っています。4か月前はリョービの26ccを1000円で買ってきて復活させました。ストップスイッチの戻りが悪く、常にストップ状態というものでした。スイッチがスムーズに動くようになったらあっけなく動きました。

    BIGMは、32ccの背負い式。ワルボロキャブでプライマリポンプ欠損でした。プライマリポンプを付けて動かしたら何とかかかりますが、始動が不安定。何回か使っていて、残った混合油を抜いたら白濁。まさかと思ってタンクを完全にひっくり返したら、最後に20ccくらい水が出てきました。

    何のことは無い、燃料タンクに水が混入していたのです。水を抜いたら、ほぼ1発でかかります。これも1000円です。

    スチールの21cc背負い式は、無茶苦茶汚れていました。たぶん全く手入れ無しです。歯ブラシの使い古しで、灯油を使い全体をこすりながら洗いました。混合油を入れて数回引いたら回復です。これは3000円。

    どれも錆が結構酷かったので、真鍮ブラシでさび落としをして、赤さびを黒錆に転換する転換剤で仕上げました。スチールはフレームがシルバーだったので、油性のシルバーで仕上げました。

    おっしゃるように、BIGMでもその他でも、使い方が悪かったり、あるいは故障原因が不明のまま、買い替えるのだと思います。数時間の手間で復活する機械が廃棄されるのは忍びないですね。

    ジャンクで売られていて、何とかなりそうな新ダイワとカーツがあるので、次回はどちらかを購入して復活させようと考えています。

    そんな何台もあってどうするのだ、ということですが、対象に応じて使い分けるのが一番ですね。エンジン音の違いも楽しいです。BIGMも32ccだと結構バシバシ刈れます。

    ということで、今後も参考にさせてください。

    どれも
    !

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    1. わー、すごいすね。
      ワタシもガラクタ直していたら今刈り払い機9台もあります。
      刈り払い機は数万円で新品が買えるので、ちょっとでも悪くなったら使用者も農機屋も買い換えするのがスタンダードに成ってるみたいで、
      直ぐ直るジャンクが一杯ありますので、私ら趣味の人には有り難いことでございます。
      以前はクルマやバイクもそんな感じだったのですが、この頃ジャンクでも高くて買えません。
      このジャンルはジャンク好きひは最後の聖域と考えています(笑)

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    2. 失礼しました。こちらの投稿時にエラーメッセージが出たので、別途同じ内容で投稿してしましました。

      本題です。ジャンク好きにはたまらないですよね。1台復活させるのに数日(正味10時間程度)遊べますから。近所にはエンジン音で迷惑かもしれません。

      未復活の新ダイワのフロートキャブが手元に1台あります。スパークが飛ばないので、少し手間取るかもです。スパークが飛んだら、フロートキャブを分解予定です。

      ジャンクの入手先の一つは、近所に廃品回収をされている方がいて、その方に刈払機あったら買うからと言って、格安の1000円でいただいています。店舗を構えているリサイクル屋では、ジャンクが未整備で3000円くらいですね。

      地域のボランティアで学校周辺の草刈りを20名=30名ですることもあるので、これ以上台数が増えたら、そちらに寄付します。

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    3. あ、えらーい。
      ワタシは変な機械好きをこじらせてるだけなので、直しても使い道がなくて困っています(笑)

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  11. キャブはフロート式が好きな者です。さて、BIGM、小生が先日ジャンク1000円で購入したものは32cc背負い式でした。プライマリーポンプが欠損でした。新しいのを付けて、燃料入れて何とか回復。その後何回か使うも、かかりが悪い。残燃料を出したら白濁。何と、燃料タンクに水が20ccほど入っていました。かかりが悪いはずです。水を完全に抜いたら、快調です。手持ちで一番大排気量の刈払機です。

    すっかりジャンク刈払機復活にはまり、1000円~3000円で買ってきて、数時間かけて復活させています。リョービ26ccはストップスイッチはストップ状態で復帰しないのが原因でした。

    スチールの21ccは、無茶苦茶汚れて草の屑と油で覆われていました。灯油で洗い流しきれいにして燃料入れたら復活でした。

    背負いの架台に錆が来ているのが多いので、真鍮ブラシで錆落としし、錆転換剤で黒化して仕上げました。スチールは銀色塗装なので、油性の銀色で仕上げました。

    こういう状態で廃棄される機械は、機械がかわいそうです。鉄くずとして処分されるのが多いのでしょうね。刈払機救援隊をしばらく続けます。

    ということで、この3か月で、21cc、26cc、27cc、32ccと4台に増えました。用途に合わせて使います。この週末は、お墓周りの法面等の整備に26cc以上のどれかを使います。

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    1. あああースンマセン!!!
      放置して仕舞いました。
      ワタシはジャンクも好きですがどっちか言うと変な機械好きです。

      今後とも宜しくお願い致します。

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